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2008.1.2   

 元旦は住まいのマンションの同じフロアの隣の隣の部屋に住む実家への挨拶からスタート。4年半前に、13年住んで慣れ親しんだ二子玉川から引越し、乳がんになった母のそばに来ました。母は本当に努力家で、ジキョウジュツという体操を20年以上おこなってきたおかげでリンパの腫れも自分のマッサージで乗り越え転移も退け、私は仕事の応援を貰い子供の夕飯をお世話になれて、こうして目黒セラピールームが運営できています。
 昨年の12月末、8月に食道ガンが発見された父が8cm大の腫瘍を退治でき、家に生還できてから、ちょうど1年がたちました。この間も、カウンセリングの仕事、研修、養成講座をおこなってきましたが、父との会話のやりとりが私自身の大変な成長を起こしてくれました。
 目の前の切羽詰った最愛の身内へのかかわりは、待ったナシの会話の格闘技でした。全く、日向ぼっこのゆるやかな会話のようで、周到に心の準備をし、なんでもない会話で父の心を和らげるような言葉の投げ掛けを注意深くおこなって、なんてことのない時間が、両親の部屋の空気を変えること、さりげないけれどとても気を使い気を読んで気を配ってきました。
 父にとって私との朝の会話がとても元気が出る、と伝え聞く母からの言葉は、娘でもありますがプロのカウンセラーとしてこれほどの嬉しさと励ましはありません。
 カウンセリングルームだけがカウンセリングの効果をお伝えするところではなく、生きていくその瞬間瞬間で出会った方々への自分の位置が明確であること、何のために会話するのか、ここに凝縮されてこそ、カウンセリングの学びが自分の人生に反映されると。
 自分も人も励ます会話、自分も人も悪化しないでサラサラとなりたい自分になること、欲しい人生を得ること、人と比べず1年前の自分と比べること、自己理解と人間理解……
 これを頭ではなく腑に落ちて手に入れること、各講座で、個人セッションで、真剣勝負で会話の格闘技をしています。
 笑顔と、毛穴から親密性が出ること(講座でお伝えするカウンセラーの目当て!)を空気にしながら!
 今年もご一緒に学べますことを、心からお待ちしています!

※ここまで書いたら、1月2日の大事な記念日を書き忘れました!息子のゆうきのお誕生日で、いつも工夫を凝らしたケーキでお祝いします。気持ちそのまま「お母さんの宝物だよ」と言い続け、何も構ってない手抜きですが、その思いはずっと変わらず、全てのお母さんと同じです。元気な11歳になりました。

by kireijuku | 2008-01-03 16:08

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