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2013.2.5 近況   

 私が事務所以外にご依頼を頂いて相談に出向く場所に、自営業の女性のオフィスがあります。ボディケア、美容、ファッション、アクセサリー、お花、着物、教育の現場、などです。
 女性が仕事をする上で、選択、決断、行動、本当にどなたも最終的に一人でおこなっています。その負荷は体と心に蓄積疲労となっていらしゃることを感じます。

 困ったことや問題を伺っていますと、それだから自分が悪い・なんてダメなんだろう、と自己否定や自己卑下しがちな自罰的な方。それだから、人は信用できない・みんな私を苦しめている、と他罰的な方。大別はできませんが、どの場合も、ストレスを大きく感じてしまうクセを持たれています。

 ご一緒に、そのクセを自分研究していくと、今までも体験したから強化してしまう、呪いのような仕組みを発見します。いい悪い、ではなく、そのクセ、を弱める、或いは書き換える、あるいは、新しく創作するために、認知行動療法では「反証」として、そうはいうものの反対の視点からは見られないか…。論理療法では、自分が幸せになるために、「機能しない思い込みや信念」を書き換えよう、とご提案します。

 ただ、頭では理解しわかっているのに感情は湧いてくるからやっかいなのであり、そう一言で済むわけがなく、傾聴していくうちに、そのようなクセを持って生きていいる自分でさえも良い、という受容の中で、次が書き換えられていくと体験し続けています。

 どんな心理療法、精神療法も、うまく機能するためには、「今」、その癖で生きてこられたその方が、なんて力強く自力で生き延びてこられたか、尊敬の思いで聴けるかという、相談側の作為を超えた人間観の確立との比例だと、つくづく思います。

 聴くことは闘いであると。静かな、静逸なる闘争を、カウンセリングというのかなと思うのです。

※願っていた、医療福祉に関わる現場での心理カウンセリングのお仕事が増え、医療福祉の大学院で学んだことから、専門職の方々への尊敬と、そばで働きたい、という夢が1歩叶いました。
月曜昼間、金曜夕方からはそちらのオフィスで待機します。嬉しい挑戦です。
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by kireijuku | 2013-02-04 11:37