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2012.8.8 近況   

 近況をまとめて書く無精をしており、失礼いたします。何となく、自分のことを書くのは恥ずかしいです、そのうえで、胸にあふれることは書きたくなります。

 先月、素敵な作家の先生の文章教室で学んでおりました。濃い内容はあるものの最終のポイントは「書きたいことを書く」と教えていただきました。あきらかにシンプルですが。
 本当にそうですね、書きたい!書きたい!という突き上げる思い、なきには書けない、とこんな拙い私自身もが思っていることです。

 息子が幼い時、あるスーパーマーケットの地下のお菓子売り場で、「どうしよう~こっちがいいかな~、こっちかな~」と息子が長時間悩んでいて(よくあること)、私はもめるより「待つ」という根性だけは鍛え(決して美談ではなく生き延びるため)端っこにいて本を読んでいました。

 見知らぬおばあちゃんが「あんた、両方買っておやりよ。私くらいになると、食べたい、欲しい、ってだんだんなくなるんよ。食べたい、欲しいって、すごいことだよ」と言われました。
 私は「ふんふん!そりゃそうか~」。多分2歳の息子とは70歳くらいの差があるおばあちゃんでした。70年後の息子もこういうかなと思い、私はそれから、10円~100円くらいのものは2個買っても許すことにしました。しつけってなんなんでしょう?価値が生まれることを、本当に大事な価値が生まれることを、おばあちゃんの言葉で思いました。

 欲しい。したい。行きたい。食べたい。見たい。聞きたい。会いたい。本能の欲望だけの刹那的な行動とは区別して、自分の中から湧き上がるもの。つまり、長年の社会化された「するべき」「しなければならない」は当然あるものの、自分の表出したいものを言語化、あるいは好きな分野で「書く」「作る」「描く」「うたう」…という噴出の大事さを年を重ねて思うことが深くなりました。

 またまた前書きが長くなりました。

 大好きな親友に会いたくて、福岡に行ってきました。息子が高校入って初めての泊り、部活合宿に合わせて3泊4日。久しぶりのプライベート旅行です。引率してもらって、福岡の美味なるバリ料理(私は美味しいと思ったら、なんと、彼女は鳥料理が全くなっていなかったと。どうやら調理人のインドネシア人が変わったそうです。※ちなみに、彼女はバリ島通の女性なら知らない人はいないNOANOAという水着サロンのオーナーで、フェミーナというブランドの素敵なバレエウエアを今日本で作っています)

 そして目的は温泉!大分へ、車運転の見事な友人の助手席で、私はもう甘えっぱなし。素晴らしい秘境の高原の隠れ家ランチは、1日2組。庭(1000坪)でご主人が栽培した野菜で、奥様が作られる料理は、もう目も鼻も舌も踊りだすような美味しさ。すべてが野菜パワーで、踊るような活性酸素満開。値段は都会の何分の1。お金ではなく、生き方でここで自営されていること、親友もそうですが、様々な時代を経て、人は本物へ行きつくのだと。都会に住むと、インチキ(今回のディスカッションのテーマ)な食材、上っ面の建物、その中で住まわざるは得ないけれど、区別して、認識できる力が問われていると思いました。

 何のために?幸せになるため、です。

 私は「あなたが幸せになるための自分研究講座」という7時間カウンセリングで、ご一緒に探究の旅をさせて頂いていますが、この旅行ツアーをセットしたら、すごい価値を生むと確信しました。自然の力が惜し気もなく人間を癒し、自問自答の助けをくれると。

 またまた前書きが長くなりました。

 メインイベントは、地球が生んだ宝の温泉です。
 飲みました。つかりながら、出口から湧き出る水、口に含むと酸っぱくて?!?ごくごく飲みました。つかりながら何時間も話しました(酸性緑碧泉)。温度の高い硫黄温泉や打たせ湯に交互に入りながら、また話し話し話し。このぜいたくさったらない!

 国立公園指定の連峰、噴火していました。すそ野の湿地も歩きました。地ビールも飲みました。雨の中、台風の通過後、虹が湯船から、山の上にくっきりかかって、空を渡る橋の想像も体験しました。
 朝湯は、早朝、朝日がまぶしい中、温泉にひたり、3時間おしゃべりしました。3泊4日、何がどうもなく、大空の青と白い雲と緑とアースカラーの木と紫の紫陽花と野草と…、自然の色に包まれました。

 話す、話す、話す、話す。これ以上の贅沢も癒しも安堵もすっきりもないです。そこには、信頼できる相手、何を言っても評価や判断や解釈でどう思われるか、という不安の全くない嬉しさ、が条件だからです。

 現状への問題解決はあるにせよ、まずは、話すは「手放す」だからです。親友のご友人が書かれた詩集を頂きました。その中に「まっすぐ見るよりも 視線をずらして 目の端でとらえるほうが よく見える」 という1文がありました。

 雄大な山々とお湯の恵みが、いつもの視線をずらして、見方のバリエーションを増やしてくれました。視点を変える、少しのきっかけを、私たちは体験することで、自分を変えたり増やさなくてはいけない、ということではなく、不要なものを手放して、楽に、自分自身に戻ることができるようになる、そのような気持ちをまた深めることができました。

 心より感謝を込めまして。ASAKO
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by kireijuku | 2012-08-08 16:46