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NPOキャリアコンサルタント協会   

「会話で魅力アップ講座」
 ご好意で素晴らしい会場「アイエックスナレッジ(株)ホールで、4時間の研修を担当させていただきました。参加者は皆様、お仕事の上でも責任ある地位にあられ、キャリアコンサルタントとしてご活躍の皆様です。会員の方の会社での受け入れという、ご面倒なことを引き受けられ、それをOKくださった会社の度量の大きさとご担当者のお人柄に、まず感激しました。
 
 9月に出版される「会話心理学」の本をベースにした、パワーポイントでの「基礎講座」の講義を2時間でまとめさせていただきました。勝つためにする会話から、幸せになるために会話をしたい!というのが、私のいつわらざる本心の真の声なのです。おダンゴ3会話の①~④をもとに会話のコツを様々にお話させていただきました。私たちは、自分を止めている会話によって、人間関係や仕事のワクを超えられないでいます。自分の無意識に湧いてきてしまう会話は過去から来ています。今を過去から影響されない、未来の会話にして、幸せになるための会話をしよう!と叫びたいのです。
 
 私は様々なことがあって今日ここに生きています。中学・高校・短大と大妻に学び、婦人画報社「MCシスター」編集者時代、研修のトレーナー時代、そしてうつ状態の3年間、その後の学びなおし・自分の育てなおしの時代、出産・子育て・ボランティア時代、そして(株)綺麗塾・ASAカウンセリング研究所をスタートさせたのは40歳を越えていました。何回も自分の中で自分を止める会話を書き直し、未来の会話をして、変化を転機と突破にかえてきました。どん底で、仕事もお金も何もなくなり、人と話すことも会うこともできなかった時代から、今、こうして「生きていて嬉しいな。ありがたいな」と思う私がいます。どなたも絶対に今から未来へ、人生を開いて、本当にほしいものを手に入れることができる!と確信しています。
 
 研修の後半はカラーボトルセラピーを全員に体験していただきました。占いではなく、深層心理が本当に色を通して浮かび上がるのですが、全員が「当たってる~~!」と仰天して、感動と楽しさでいっぱいでした。アートセラピーで締めくくり、お一人お一人のお人柄の深さ、個性豊かな魅力に触れさせていただき、胸がいっぱいの出会いでした。
 
 いい年になったものの、まだまだ若輩者ですが、「人生を抱きしめる」こと、自分も人も、過去の様々なことを抱きしめる人生をわかちあいたいと思っています。
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by kireijuku | 2005-08-31 13:10 | 産業カウンセラー

「ふるさとウォーク」で過去を完了し未来の会話をつくる   

 夏の日差しと秋の気配の交差を感じる8月末となりました。先日、「今日だわ」と思い立って出かけたのは、私が生まれ15歳まで育った地。東京都内で近いのに、もう行くことはないと思っていました。大先輩の著名な作家の女性は私の心の師匠、目黒に移転してすぐにお話しさせていただいた折、昔話からふるさとの地へ行くと約束。億劫なのは体か心か、私だけが知っています。その日は決めていたのです、行くことを。時期が来たのです。

 先輩は違う目的で行くきっかけを与えてくれたのですが、行ったという報告をしたところ「本当によかった、何かが変わると思う、嬉しい!」と言ってくれました。自分がその土地に生まれ育ち体験した数々の出来事、その時の記憶や経験の積み重ねは何かと私を形成しています。そして、それをいい悪いでどのように判断したのか、自分や人をどう思うようになったのか、そこに私の会話の原点があるのです。

 JRの駅に降りてロータリーを見渡すと全く同じ順番でバス停が並び、大して変わっていない風景がありました。正面の商店街を抜け、歩き続けました。体はすべて覚えていて、行くべき方向へどんどん足が動くのです。懐かしい道、曲がり角、きれいに立て替えられていた八百屋さん、通った幼稚園、向かいの三角公園では誰もいない炎天下の中ふと思い立ってブランコに乗ってこいでみたら、幼いころ高くこぎすぎて怖かったことや、友達より運動が出来ないことを自覚した こと、母に何度も何度も背中を押して貰った手の強さや感触が蘇りました。

 さらにその先を歩くと小学校があり、校門からのぞくと正面にあった大きな桜の木は枯れて幹の み残っていました。空いっぱいに咲き誇る4月の満開の頃は花びらを追いかけて友達とどこまでも校庭を走ったものです。その脇の道をぬけると、日曜日に毎週父に連れられて遊びに行った場所があります。大きな刑務所と近くに芝生や公園があったのですが、今は刑務所は取り壊されて巨大な平和公園になっていました。ずーっと見渡して歩きながら、ツーッと涙が落ちてくるのを感じました。遠くまできたな~と思いました。芝生で四葉のクローバーを探し回ったこと、シロツメクサで花冠を編んだこと、ごろごろ寝転んで草のむせるような匂いを嗅いだこと、あれから30年がたっていました。
 
 その頃、刑務所の大きくて高い塀沿いに歩いて門を通り過ぎる時、それは絶対に開かず決して中は見てはいけない秘密の暗闇で、すくむような恐れを感じたものでした。今回、跡地は整備され別の建物にもなっていたのですが、その門は名だたる建築家の作品とかで、一角に門構えだけが保存され通れるようになっていました。
 
 思ったより高くはなかった門をちょっと見上げ、それから足を一歩進ませて、驚くほど簡単に門をくぐりました。そして少し散歩した帰り、反対側からまたその門をくぐってまさに塀の外へ出る、という体験をしてみたのです。門から出ようと足を外に出す瞬間、私は本当に自然にふと「完了です」と声に出して言っていました。その時、ふっと体の芯が夏の暑さにゆらめいたのか、軽く自由の身になったような気がしました。
 
 小さいころの恐れはもう大人になった私とは無縁で、塀は出られない言い訳ではなく、恐れもなく、威圧的でもなく、障害ではなくなりました。この時、私は自分のイメージの中で長年持っていた高い塀の囲いから自分の意志で外に出たのです。

 30年という年月、この門は心の中に溜まった目に見えないこだわりの象徴のようで、私が過去にどれほどの意味づけをしてきたことかを心底感じた瞬間でした。今回、あらためて幼い記憶の場所に足を踏み入れてみて、涙がじわじわ出るのですが、感傷でも悲哀でもなく、不思議にもそれはそこにあったこと、起こったこと、として懐かしく温かく置いておくことができました。   

 新しい自分の未来をつくる会話をスタートしたい時、過去をそのままにして完了する“ふるさとウォーク”はおすすめです。過去の出来事から生じる様々な会話による縛りを解くため、意識して完了をつくり、育った土地や思い出をそこにそのままに大事に置いておくだけです。過去のこだわりを持ち越さない、未来の会話をつくるために。
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by kireijuku | 2005-08-26 15:32 | 会話心理学

浴衣でよみがえる日本の女DNA   

 仕立てていた浴衣が出来上がり、受け取りに行ってきました。講座を受講して下さった、電通の隠れ着物マニアの美女塩田さんが、去年仕立てた浴衣姿をみて以来、ずっと憧れていたのです。大森の「きものの京治」さん、これで2回伺ったわけなのですが、まるでずっと親しくさせていただいてきたようにくつろげて居心地がよく、着物のお店に行くのも初めてで全く着物を知らない私でも敷居の高さを感じさせないでくださるのは、ご主人と奥様の人柄です。
 なおかつ、デパートで出来合いのそこそこの浴衣をいい年齢なので買おうとしたのですが、こちらで仕立て代込みでも値段もお得!着物仕様で着られるようにと、半襟(半襦袢に縫い付けてあり洗濯機で洗える!)と足袋で着られるタイプだから活用範囲も広いんです。お尻の小さい私はきちっと幅を狭く仕立てていただいたおかげで、驚くほどきちんと着られドキドキ。祖母が毎日着物で暮らしていたのを身近で見ていた世代としては、奥底の着物DNAがうづきだし、日本の女でよかった!と感激した体験です。
d0027507_17532794.jpg 時間がなく受け取りに行ったはずが、急に着たくなって、わがまま言って奥様に着せていただきました。バシッと決まり早いこと!その間、おしゃべりもしてくださって、40代が女は一番元気で頑張りどこよ!と励ましていただき、女性の生き方講義も着付けも格好いい!の一言。なんと趣味はギター、と言われる大先輩の働く母は3人の男の子も育て上げ、今も本当にきらきら輝いて美しく、着物姿で見送ってくださる姿勢に、女のプロ、仕事のおもてなしのプロ、の熟成した輝きを感じたのでした。下駄も合わせてご用意くださり、センスの良さは日常の当たり前の繰り返しで磨かれる、と実感しました。
 会話心理学の講座も、基礎講座をベースに、日常での当たり前の会話の繰り返しの積み上げで、気がついたら縦横無尽な会話術が身に付きます。そこまで、伴走者の応援と、過去・現在・未来の会話の仕切りなおしの訓練のために、受講後フォローアップ講座3回、を準備しています。生成り地に紺の縦ジマの浴衣、えんじ色の帯、地味目の下駄、どれも普通なのに光る、こんな生き方が憧れなので、どうやら京治さんのご夫妻は、私の深層心理を着物で浮かび上がらせてくれた着物カウンセラーかも!体験されたい方は「きょうはる」03-3761-1487青木さん。
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by kireijuku | 2005-08-12 10:30