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2011.12.28 昨日のこと   

 昨日は自分研究講座でした。遠方より、今年最後にぜひにとお越しいただき、お会いできましてありがとうございました。7時間、集中個人カウンセリング、カラーツールはお好みで活用しますが、話して話して話していただきます。とことん話すという体験は日常ではほとんどありません。それも、何の遠慮もなく、気遣いもせず、抵抗もなく、配慮もしないで、ただ話して良いという自由な場。この感覚を味わっていくと、自分で出している答えの窮屈さ、一般化、すべきという限定、の中から、湧き出てくる感情や思いが、そうとう処理できます。同時に、それが未来への可能性を開きます。

 だから、聞き役が大事です。聞く者は係です。カウンセラーは偉くもなく、知っているわけでもなく、勿論先生でもありません。上手な「聞く係」になりたくて勉強し続けてまいりましたら20数年がたち、自分の応答をもとに指導を受けています。そして、何千人という方々の内面に出会い、自分に向きあい日々格闘しています。なぜか。
 人間の蘇生を信じているからです。
 私も蘇生した一人だからです。

 蘇生するには、絶対にたじろがず、蘇生を信じ続けていてくれる一人がいることです。私も支えてくれた方々のおかげで、今ここにいます。今度は、できる分だけ、私がどれだけ腹を決めてたじろがず、人間の蘇生を信じる一人になれるか、ということだと思います。言葉だけでは言えますが、これは、人が蘇生した時に証明される、という生き方のことです。私はそれがカウンセリングだと思っています。

 自分研究講座の後半は、キャリアコンサルティングです。キャリアカウンセリングと同義です。私たちの未来の設計図の描き方が、近年の日本の状況下、ものすごい勢いで変化しています。今を点検して、あらためて自己理解を深め、適性、勝ち方の好みやスタイル、将来のイメージを自己変革とともにデザインし、いよいよ戦略を立てて、具体的に今からすぐにできることから取り掛からなくては遅いのです。
 
 私自身もいつも今の年代からのキャリア設計を、また今から、と常につくっています。20代は出版社のファッション雑誌の編集者の時代、その時代から学んだカウンセリングによって企業研修のトレーナーへ。30代はそれを活かし、広告代理店の経営と企業誌の企画制作、息子の出産でコピーライター中心にし、同時に肌に徹底的に良い美容液を開発し全国スキンケア部門1位になる展開。セフォラの日本撤退で美容液の仕事に執着せず、40代に株式会社綺麗塾を設立。通販カタログを企画制作し、書いて書いて書きまくりました。そのころ母の乳がん、父の食道がん。書くのを減らしてカラー心理カウンセラーだけで仕事時間を安定。この期間に4冊の本の依頼があり、書きました。手放すと入ってきます。父の死後、大学院へ40代後半から通い、修士論文が今年三省堂から「がんで逝くひと、送るひと」として発刊して頂きました。
 そして、今、こうして2011年の年末を迎えて、息子のキャリア設計に最も関心を寄せている日々です。

 今私は息子の高校受験の達成へ伴走していますので、14歳からの戦略の重大性に気づいています。鳥肌がたつほど大事です。人生に通過点に過ぎませんが、勝ち方のスタイルを体得し、自己理解に基づいた将来の職業のおぼろげなイメージ、それに基づいた進路の選択、どこから切り込んで行くか、これは戦術が不可欠です。
 結果まこれから出ますが、1歩1歩積み上げ、手ごたえ得ながら進むとき、子供たちは、このプロセスを今後のもっと本番の人生の分岐点で活かせるものと思います。

 自分研究講座へお越しいただいた女性から大成功のメールをいただき嬉しいです。本当に人は変われます。魅力的に輝いて自信を豊かにふくらませ、今年の大勝利を祝福し、そして未来へ!

 夜は、尊敬する女性にお会いしに押上へ。お嬢様にもお会いでき、嬉しい年末のお祝いでした。
人間は蘇生する、ことを身で仕事で学業で体現されているお母様とお嬢様の姿に、感涙が止まりませんでした。蘇生を信じる一人さえいれば、いついかなることがあっても、不可能が可能になる、人間は蘇生する、ということを教えていただきました。
 私のわずかなお手伝いへのお礼に、お二人から素晴らしいお正月のフラワーアレンジメントを頂きました。私をイメージしたら黄色のランと、黄緑の文字飾りにと。
 ありがとうございました。

by kireijuku | 2011-12-28 11:39

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